脱毛でシェービング代を請求されない事前処理・自己処理方法
脱毛前はシェービングが必要ということを聞いたことがあるかもしれませんが、なぜシェービングをしなければならないかをご存知でしょうか?
この記事では、脱毛時に剃り残しがあると危険な理由と、剃り残しにならない正しい事前処理方法についてお伝えしていきます。
剃り残しがあると危険なだけではなく、施術時に再シェービングになってしまって追加料金が必要になることもあります。
そうならないためにも、ここでしっかりと事前処理方法を理解しておきましょう!
脱毛前はシェービング必須
脱毛を行う前準備として、施術部位のシェービングがあります。
脱毛前に自分で事前処理してくるように言われることがほとんどなので、施術予約日が近くなったら自己処理をして適切な長さに毛をシェービングします。
自己処理というと、いろいろな方法を思い浮かべると思いますが、事前の処理には基本的には電動シェーバー、もしくはカミソリを使用したシェービングを行います。
脱毛前に毛を抜くのはNG
自己処理の方法にも様々な方法があります。
- 電動シェーバーやカミソリでのシェービング
- 毛抜きで抜く
- 脱毛ワックスやテープ
などの方法がありますが、この中で脱毛前の処理としてNGな方法がありますがわかりますでしょうか?
正解は「毛抜きで抜く」と「脱毛ワックスやテープ」の2つがNGな方法になります。
なぜこの2つがダメなのかと言うと、電動シェーバーやカミソリとは大きく違う点があるからです。
その違いは、毛を抜くか剃るかという点になります。
脱毛時には、毛穴に毛が残っていないと施術をしても脱毛効果がなくなってしまうので、毛根から毛を抜いてしまう方法は脱毛前には不適切な処理方法になるのです。
電動シェーバーやカミソリの処理なら、毛穴には毛が残った状態になるので、その状態で施術を受けることで、高い脱毛効果が得られるようになるのです。
施術を受ける前の自己処理には、正しい方法があるということを知っておきましょう。
初回は伸ばして来てと言われるサロンやクリニックも
サロンやクリニックの中には、最初の初回診療のときだけは「毛を剃らないでそのままの状態で来院してほしい。」と言われることがあります。
これは、サロンやクリニックが脱毛前の初期状態を確認しておきたいからです。
そういったサロンやクリニックの場合は、しばらく自己処理をせず、ある程度の毛を生えそろえておく必要があります。
このあたりのルールはサロンやクリニックによって変わりますので、詳細はご自分の選ばれたクリニックで確認してみてくださいね!
なぜ剃り残しがあると危険なのか
正しい方法で自己処理をしないと脱毛効果がなくなるということをお伝えしました。
ですが、電動シェーバーやカミソリを使用しても処理の仕方が甘いと危険になってしまうことがあります。
毛根を残すことが大事だということでしたが、なぜ毛根を残さないといけないのかと言うと、脱毛の方法が毛根のメラニン色素をターゲットにしているからです。
メラニン色素というのは、黒い毛のことですね。
レーザーを照射すると、メラニン色素(黒い毛)に反応して高熱が発生し、その高熱を利用して毛根組織を破壊することで脱毛は行われます。
では、剃り残しがあるとどうなるでしょうか?
レーザーは黒いものに反応するように作られているため、剃り残しがない場合は、毛穴だけに熱が加わります。ですが、剃り残しがあると毛根だけではなく、伸びた毛に熱が加わるので、毛根以外に毛が触れている皮膚表面にも熱が加わることになります。
そうなると、火傷を起こす可能性が高くなるので、非常に脱毛が危険になってしまいます。
こいった理由から、脱毛時は毛をシェービングすることが必須とされているのです。
2日前~前日までに事前処理しておくべき
ここまでで、脱毛施術前にシェービングをしっかりしなければならない理由がわかったと思います。そうなって来ると次に気になるのが、施術前のどのタイミングで事前処理を行うのかということです。
いつからいつまでに事前処理をしておくべきかを考えてみましょう!
サロンやクリニックによってもいつまでにというのは変わってきますが、多くは2日前~前日までに処理しておくことが推奨されています。
当日のシェービングは…
「なぜ当日ではなく、前日なの?」と思われた方もいると思います。
中には当日のシェービングでもOKとしているサロンやクリニックもありますし、処理するのを忘れていた場合などには、やむなく当日のシェービングになってしまったということもあるでしょう。
なので、必ずしも当日の処理がダメと言うことはありません。ですが、当日処理を推奨していないのには、ちゃんとした理由があるのです。
その理由は、事前処理によって肌がダメージを受けてしまったときに、そのまま施術することが困難になってしまうからです。
例えば、カミソリを使用して処理を行ったときにカミソリ負けを起こしてしまったら、軽度な状態なら前日~2日なら、施術までにある程度の回復が見込めます。
しかし、当日の朝にそのような状態になってしまったら、施術を行うタイミングでは症状が出たままになっている可能性が高いです。
肌が弱い方の場合も、処理をしたあとは肌がヒリヒリしたりと敏感な状態になってしまいますので、そのまま脱毛をすることはサロンやクリニックとしてもトラブルの原因になるので受け入れたくはないのです。
お肌が弱いと自覚がある場合は、3日くらい前から少しずつ丁寧に処理を始めていくと赤みが現れにくいのでおすすめですよ♪
前日には完璧に仕上げておくことが理想
上記の理由から、当日に処理することはおすすめはできません。
当日に焦って処理して、剃り残しがあってもいけませんし、落ち着いて前日までには完璧と言える状態にシェービングをして仕上げておくことが理想ですね。
前日なら落ち着いて時間をしっかり取って処理することもできますので、焦って肌を傷つけてしまう確率も少なくなります。
処理をするのは脱毛の2日前でも大丈夫ですが、毛が成長して伸びてくることも考慮すると、やはり処理するのは前日が理想と言えますね。
男性のヒゲは伸びるのが早いので当日朝がベスト
男性がヒゲ脱毛をする際も事前処理が必要です。
ここまで事前処理するのは前日がベストということをお伝えしてきましたが、男性のヒゲに関しては例外です。ヒゲは伸びるのが早いので、朝キレイに剃ってツルツルのお肌になっていても夕方には毛が伸びてきています。
ですので、男性のヒゲに関しては当日の朝に処理するのがベストです。
他の部位に関しては伸びるのがヒゲのように早くないので、前日が良いですが、ヒゲだけは例外なのです。
ヒゲを処理する際も、カミソリでのシェービングよりも肌を傷つけにくい電気シェーバーを使用するようにしましょう!
電気シェーバーをお持ちでない方で仕方なくカミソリでシェービングをする場合は、シェービング剤をしっかりと使用し、使用するカミソリも5枚刃の複数刃タイプを使用するようにしてください。
1枚刃のカミソリは肌に与えるダメージが大きくなるので、脱毛当日の処理に使用するにはリスクが高いので使用しない方が良いです。
毛の事前処理方法
事前処理を行うタイミングや処理を正しく行う必要性についてお伝えしましたので、ここでは肝心の事前処理の方法についてお伝えします。
カミソリ負けはNG
先ほどから処理方法についても軽く触れてきて、カミソリ、もしくは電動シェーバーが事前処理には使えることをお伝えしました。
カミソリは、毛根を根こそぎ取ってしまう方法ではありませんので、事前処理に使用することはできるのですが問題点もあります。カミソリでのシェービングは、肌表面の角質も少しずつ削ってしまっているので、肌に対するダメージが大きいのです。
なので、カミソリ負けが起こってしまう可能性が高いのです。
カミソリ負けが起こってしまうと、肌は乾燥してしまいますし、赤みや炎症を起こしてしまうことがあります。すぐに症状が回復すればまだ良いですが、前日に処理をして翌日まで引っ張ってしまうと最悪の場合、脱毛が受けられないことがあります。
また、カミソリでシェービングをして皮膚を削っていると、何度も繰り返しているうちに色素沈着の原因にもなってしまうので、普段から使用している人は要注意です。
ですので、カミソリでの事前処理はおすすめはできません。
おすすめは電動シェーバー
事前処理に使用するのにおすすめなのは「電気シェーバー」です。
電気シェーバーは短く毛を処理できるだけでなく、皮膚に刃が直接触れないのでお肌に与えるダメージを少なくできることが特徴です。
脱毛サロンやクリニックでも施術前の毛の処理には電気シェーバーを使用していることがほとんどです。やはりカミソリに比べると安全性が高いので使用されるんですね。
使用されているシェーバーは、大きなものではなく、フェイス(顔)用の小型でコンパクトなものがよく使用されます。
コンパクトサイズのフェイス用シェーバーは、細かい部分の処理にも使用できますし、VIOを処理する際も重宝します。これから脱毛を開始するなら1本は小型の電動シェーバーを持っていた方が良いですね。
毛の長さはどれくらい残せばいいの?
サロンやクリニックによってどれくらい残すかはバラバラです。
2~3mm残すように指定されることもあれば、皮膚から出ていないくらいと指定されることもあるので、これは通うサロンやクリニックに確認しないとなんとも言えません。
最初の脱毛の際に説明があるはずなので、そこでしっかりと確認しておきましょう!
注意しなければならないのは、例えばAというクリニックに通っていたときに、毛の処理は2~3mm残すように指定されていたので、次に契約したBクリニックでも同様の長さで施術を行ったとします。
このとき、Bクリニックでは皮膚から出ないくらいという基準があった場合に「剃り残し」と判断されてしまう可能性があります。
そういったこともあり得ますので、それぞれのサロンやクリニックで確認しておくことが大切です。
剃り残しがあるとシェービング代金が加算
事前処理を一生懸命していったつもりでも、剃り忘れていたり、見逃していたりして剃り残しがあるとその部位は施術をその日は飛ばされてしまうか、シェービング代を支払ってサロンやクリニックで剃ってもらった後に施術開始というどちらかになります。
クリニックやサロンでの剃り残しシェービングはお店によって価格は異なりますが、1部位1000円くらいが相場になります。
全身脱毛で剃り残し部位が多くなると、それだけシェービング代が必要になってしまって追加料金が思っていたよりも多く発生してしまうことがありますので、剃り残しはできるだけないように気をつけましょうね!
自分で処理が難しい部位はお店にお任せでもOK
事前処理を自分で行うにあたり、どうしても自分でシェービングするには無理な部位がありますよね。背中やお尻、VIOも自分で処理するのは難しいですし、無理して自分で処理しようとすると怪我をしてしまうこともあります。
そういった部位に限ってはクリニックやサロンで無料で処理してくれる場合があります。
「できる限り自分で処理すればOK」というスタンスのサロンやクリニックもあるので、そういった場合は無理をせず、自分でできるだけを処理して、残った部分はスタッフの方に任せることができます。
また、例えシェービング代が有料だとしても無理して怪我をするかもしれないと感じる部位に関しては、最初からすべてお任せすると決めてしまうのもアリです。怪我してしまったら施術自体が受けられなくなってしまうこともありますので、いずれにしても無理してまでシェービングする必要はありません。
「できるだけ見逃しがないように自分で処理して、残ったらお任せすればいいんだ!」という意識を持っておくと怪我することがなくなりますよ♪
シェービング代が不要なクリニック一覧
シェービング代が不要なクリニックを下記にまとめました。
クリニック | シェービング代 |
---|---|
レジーナクリニック | 無料 |
アリシアクリニック | 自分で処理が難しい部位に関しては無料。その他の部位は2,000円必要。 |
リゼクリニック | 無料 |
これらのクリニックでは、剃り残しがあった場合でも無料でシェービングを行ってもらうことができます。
アリシアクリニックは手が届きにくい部分に限ってが無料なので、他の部位で剃り残しがあった場合はシェービング代が必要になります。
これらのクリニックでは無料でシェービングを行ってもうらことができますが、まったく処理をせずに脱毛に行くのはマナー違反なので、できるだけ処理は済ましておきましょう。
クリニックで処理する部位が多いと、脱毛施術の時間が削られてしまうので、全身脱毛を予定していても全身の施術が受けられなくなってしまうことがあります。
ですので、無料だとしてもしっかりと自分で事前処理は行っておきましょう。
まとめ
脱毛する上でシェービングは必ず必要になってきます。
剃り残しがあると火傷のリスクもありますし、脱毛効果も落ちてしまいますので、脱毛予約の前日に余裕を持ってしっかりシェービングすることが大切です。
事前処理するときは、毛抜きのような毛根から抜くタイプでの処理は脱毛効果がなくなってしまうためNGですし、カミソリを使用するのも肌を痛めてしまう可能性があるのでオススメはできません。
脱毛を開始するのと同時にお持ちでなければフェイス用の電動シェーバーを用意しておくことをオススメします。電動シェーバーならお肌を傷めずに毛の処理が行えるので、脱毛の事前処理には重宝しますよ♪
剃り残しがあった場合に無料でシェービングしてもらえるサロンやクリニックもありますが、そうではない場合もありますので、剃り残しによって余計なお金を支払わなくても良いようにしっかり自分で処理ができるようにしておきましょうね!
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